＃なんでもない日バンザイ｜可愛いテーブルフォトのコツ

（photo by nao tadachi text by yukiko sugano）

＃なんでもない日バンザイ

そんなコンセプチュアルで特別なティーパーティーを作るなら、せっかくなら写真にだってこだわりたいですよね！

今回写真はすべて、ガールズフォトグラファーとして活躍されるnaoさんにお願いしました。

女の子を撮ることとティーパーティーを撮ること。

一見違うように見えて「カワイイ」でつながる写真の世界について語っていただきました。

フードが映える自然光＆下からの構図

自然光をとらえることを大切にしています。

明るい雰囲気にしたかったので、自然光が写真に入るように、少し引き気味に撮ったり、テーブルウェアやお花が映えるようアオリ気味で撮ったりするなど、構図を工夫しました。

特に、アオリについては普段、女性を撮影している時は、下から撮影することがほぼないので、新鮮です！

F値｜明るさやボケを調整しよう！

ティーパーティーの雰囲気を出したい場合は、F値2.8位にして前ボケ・後ボケを多用しました。

逆にテーブルコーディネート全体を見せたい場合は、F値8くらいにして、全体にピントが合うようにしました。

「撮りたいイメージ」に合わせて明るさやボケ具合を調整できるF値。

F値をうまく扱えるようになると、自分の意図した写真が撮りやすくなると思います！

世界観を伝えるテーブルフォト

今回さまざまな専門家が集まってできた＃なんでもない日バンザイの写真なので、みなさんがブログや記事などで使いやすいように心がけました。

お花やケーキなど一つ一つのアイテムだけを撮影したり、「アリス感」が伝わる写真（絵本の表紙など）を撮ったり、テーブルフォトと一口に言っても色々なバリエーションの写真を撮影しています。

スタイリングされたアイテムをいかに魅力的に写すか、というのは責任のある仕事でしたが、その分自分と周囲のイメージがぴったり合った写真を撮れた時は、すごく嬉しかったです。

今後、このような撮影の仕事にも挑戦していきたいと思いました！

”カワイイ”は撮り方にもこだわろう！

女の子のカワイイを切り取るガールズフォトや、Instagramで話題の朝のなにげないシーンがおしゃれでステキなnaoさん。

カワイイを切り取るための工夫を随所に凝らし、ファンタジックな雰囲気の写真をたくさん撮っていただきました。食器もお花もスイーツも全部こだわったけど、最後の仕上げはやっぱり写真の撮り方にかかっているんです！

かわいいスイーツも、お気に入りの雑貨も、大切な瞬間はきちんと写真に残しておきたいもの。

みなさんも、ステキなテーブルやフードは作って終わりではなく、ちゃんと構図や光にもこだわって最高の一枚を残してくださいね！

特集＃なんでもない日バンザイ

PHOTO by

[ Nao Tadachi ]
ガールズフォトグラファー

1987年、兵庫県神戸市生まれ。夫と都内で二人暮らし。
編集者として雑誌制作に携わった後、現在はガールズフォトグラファーとして活動。ライフスタイルマガジン「朝時間.jp」にてコラム連載中。
HP：今夏公開予定
BLOG：「Today is a Gooday」

TEXT by

[ Yukiko Sugano ]
TABLE MANIA編集長

1983年生まれ東京在住、主人と二人暮らし「フツーの人でもできるちょっと素敵なスタイリング」をテーマにイベントオーガナイズ、テーブルコーディネートやフードスタイリングを行う。【資格】TWSA認定ブロンズテーブルウェアスタイリスト
HP：STYLING by YUKIKO SUGANO
BLOG：「CHHES＋CHHERS」

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