(photo text by yu nishimura)
こんにちは、フォトグラファー/スタイリストの西村有です。
皆様、絵になる食卓づくり、楽しんでいますか?
「食卓づくりと言っても、一人暮らしだし…」
「いつも同じ。味気ない写真になっちゃう」
そんな人にこそ読んでほしい。
今回は、ほぼ毎日のようにテーブルフォトを撮ってupしているインスタグラムから学んだ、
絵になるテーブルフォトの3つのコツをお伝えします。
1.脳の錯覚を利用しよう。「綺麗な写真」の下地作り
いつもの見慣れた茶色い机もいいけれど。
1枚、白い布を用意してみましょう。
こんな風に、切りっぱなしの布でもOKです。
人は、いつもの見慣れた景色には、「お洒落だな」と思いにくいもの。
良くある茶色いテーブルを、
「絵になるテーブルフォト」づくりの、白いキャンバスに整えましょう。
暗い写真よりも、明るい写真の方が脳が「綺麗だな」と感じやすいです。
ベースの色を最も明るい色に整えると同時に、
白いクロスが、明るい写真を撮る手助け(レフ板の役割)をしてくれます。
2.失敗しらず。鉄板構図は「真上」から
あれこれ構図を考えるよりも、実は真上(真俯瞰)からの撮影が一番簡単。
実際のお料理は立体的ですが、真上からなら、平面のバランスだけ考えれば良いからです。
「絵を書く」感覚に似ているかもしれません。
真上に電球があると、
自分の影が映ってしまったり、
電球の色で写真の色が変わってしまうので、
おうちで撮影する場合は、消して撮影して下さいね。
3.平面写真に奥行きを。「重ねる」テクニック
どうしてものっぺり見えてしまう真上からの構図。
そんな時は、お皿の下に何か1枚重ねてみましょう。
平面的だった写真に、少し奥行きが出ます。
パンと一緒に飲みたいコーヒーも用意して。
お気に入りのクロスや、
食べながら読みたい雑誌もいいですね。
素敵なフリーペーパーや、英字新聞でもサマになります。
+α.「手」も写して、雰囲気を加える
上記の1~3に慣れてきたら、自身の手も加えて撮影してみましょう。
人の気配が加わることで、実際の食卓の雰囲気が感じられ、フードフォトが1ランクアップします。
色を加えたい場合は、葉ものを添えてみて。
洗ってさっと載せられる、ベビーリーフがお勧めです。
いかがでしたか?
1~3全部ではなく、始めやすいところから始めてみて下さい。
折角撮るなら、見栄え良く。
是非、テーブルフォトを楽しんで下さいね。
[ Yu Nishimura ]
フォトグラファー/スタイリスト
『暮らしを、人生を、飾る』をコンセプトに、毎日をもっと楽しく、素敵にする、3つの「飾る」を提案中。
〇暮らしの商品イメージ提案・撮影
〇家族のライフイベント撮影
〇暮らしの道具店
【資格】日本バースデープランナー協会認定バースデープランナー
HP:LIFE Decoration
BLOG:「LIFE Decoration」
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