普段の食器でOK!カジュアルに楽しむお正月のテーブルコーディネート


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昨日までのことがまるで嘘みたいに、お店の棚からクリスマスの5文字が消える今日。

いよいよ年末という気分が高まってきますね。

お正月はみなさんどんな風に過ごしますか?

 

等身大のカジュアルなお正月

 

お正月に伝統的なしつらえをする家庭もすくなくなってきたように思います。

私自身夫婦二人暮らしなのもあり、

立派なお重におせちを詰めたところで食べきれないなというのが正直なところ。

 

漆器もないし、重箱もないし、お正月専用の食器なんてないし、、、。

そもそも和食器って難しいし、敷居も高くて難しそう?

 

でも、せっかくなら新年の気分を食卓でも味わいたいものですよね。

伝統的で立派な食卓じゃなくてもいい。

今日は今の私の身の丈に合う、等身大のお正月のテーブルコーディネートを作ってみました!

 

お正月らしい色使いを

「難易度が高そう」と感じる時こそ基本に立ち返るとき。

テーブルコーディネートでもっとも大切なのは色使いです。

色使いほど印象を大きく変えるものはありません。

まずは手持ちの食器から、お正月らしい色使いのものを探してみました。

 

我が家からは、ゴールド、赤、黒のアイテムをチョイス。

取り皿に使った長角皿は普段使いの食器ですが、

マットな黒や角ばったフォルムが和モダンな雰囲気を高めてくれます。

ペーパーナプキンや、100円ショップで買った箸置きなんてプチプラも混ざってるけど大丈夫。

大切なのは色使いです!

 

年始は気軽にシャンパンを

お正月にはお屠蘇を飲むのがセオリーだけど、お手軽にシャンパンで乾杯という方も多いのでは。

甘みの強いおせちや、和食にも合って、新年らしい華やぎもあるので年始にシャンパンはひっぱりだこですよね。

カジュアルなお正月のテーブルコーディネートにはぴったりです。

私も年始にシャンパンで乾杯したいなと思い、専用のグラスを用意しました。

 

スレートボードと豆皿が大活躍

次はメインのおせち料理を乗せるお皿です。

おせち料理はいろんな種類を頂くもの、というわけでいろんな種類を少しつず食べられる豆皿を使ってみました。

おめでたい鯛や富士のモチーフを使って縁起良く。

ガラスの小鉢も組み合わせて、和食器を使いつつもモダンな雰囲気に仕上げました。

 

豆皿の下にはスレートボードを使用しています。

スレートボードの真っ黒で四角いフォルムは、

先にご紹介した長角平皿とリンクしてよりいっそう新年らしいかしこまった雰囲気に。

真上からみると黒くて四角い形が重箱にちょっぴり似ているので、

お節の盛り付けにもぴったりです。

 

おせちはアペタイザーな気分で

少量ずつ盛り付けて、まるでアペタイザーみたいにテーブルの真ん中へ。

乾杯をしたあとは、おせちを少しつまんでワインを飲んで、またおせちをつまんではワインを飲んで、、、。

リラックスしたお正月が目に浮かびます。

 

バランスの鍵は高さにあり

テーブルコーディネートをバランス良く整えるには高低差を出すのが重要です。

スレートボードを決めて、取り皿を決めて、、、

おや?すべて平べったいお皿ばかり。少し食卓がのっぺりしがちかも。

そんなときは小さなうつわでアクセントをつけます。

足付き小鉢を添えることで少し高さを出しました。

 

小さな黒い小鉢には、お節とは別に食べたい前菜などを盛り付けてみたいですね。

たとえば、いくらやキャビア、ジュレを使ったキラキラした冷菜なんかもいいかも!

 

食卓からのごあいさつ、良いお年を!

お正月専用の食器なんてわざわざ買わなくても大丈夫。

伝統的なスタイルに気後れして、季節行事を楽しまないはもったいないですよね。

わたしたちの今の気分にしっくりくる、等身大の食卓で十分。

今日ご紹介したカジュアルなお正月のテーブルコーディネートを、皆さんのヒントにしてもらえたら嬉しいです。

 

それでは良いお年を!

来年もTABLE MANIAをぜひよろしくお願い致します。

 

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[ Yukiko Sugano ]
TABLE MANIA編集長

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1983年生まれ東京在住、主人と二人暮らし「フツーの人でもできるちょっと素敵なスタイリング」をテーマにイベントオーガナイズ、テーブルコーディネートやフードスタイリングを行う。【資格】TWSA認定ブロンズテーブルウェアスタイリスト
HP:STYLING by  YUKIKO SUGANO
BLOG:「CHHES+CHHERS

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